WEBサイトやゲームを作っている人は沢山いるが、全員が商品の価値についてちゃんとわかっているわけではない。
1日で作れるんでしょ?1万円で作ってよ?
1週間で作れるんでしょ?5万円で作ってよ?
と言われる事がある。
工数単位で計算して金額を提示してくるタイプだ。
制作側も相場がわかってない人なら、その金額で受けてしまっている人もいる。
WEBサイトの価値やゲームの価値について
ウェブサイトは全世界に出店する店舗のようなものだ。
ウェブサイトを作っただけでは樹海やジャングルの中に店舗を作ったようなもので人っ子1人も来ない。
なので、ウェブサイトへの導線作りが大事である。
繁華街に店舗を出す時、普通いくらかかるだろう?
服屋や飲食店等
新規で飲食店を出店するなら1000万円とかかな?
居抜きなら数百万円で出店できるだろう。
服屋を出店するのにいくらかかるかわからないが数百万~数千万なのかな?
出店にかかるコストとは別に毎月賃料がかかると思います。
ウェブサイトを販売する時
ウェブサイトは全世界に出店する店と同じ価値があるもので
数百万~数千万の制作費を請求するのが妥当でしょう。
そして、毎月賃料(保守管理費)としてお金を請求する事も大事です。
インターネット上に不動産を売っているという考え方が大事です。
そして、宣伝等をし導線をしっかり作るか、
プラットフォームを作り、プラットフォームの価値を高め出店者を募集する等考えましょう。
ウェブサイトの価値をまったくわかっていないクライアントには
上記の事を説明してみるのも良いかも知れません。
1万円で作ってと言われたら、
「ウェブサイトは店舗のようなもので現実世界に店舗を出す時1万円でどの程度の物ができるか想像して欲しい。」
「現実世界で店舗を出店する場合、数百万から~数千万円かかると思います。」
「ウェブサイトも同じで1万円で作る=現実世界で店舗を1万円で作った時、どのようになるか想像して欲しい。」
とか、なんか色々言ってみて相手の価値観を正してあげてもいいかも知れません。
それで仕事断られても問題ありません。
技術や情報を安売りする必要はないのです。
正しい価値観を持っている人と取引しましょう。