私たちは、日々無駄な事に時間を費やしている。
成功者になる為には、そういった無駄な事を無くし生産性がある事に時間を費やすべきである。
時間は有限であり、限りある時間の中で何かを行えば何かを行えない。
毎日を娯楽に時間を費やしている者と、毎日勤勉に努力を積み重ねる者がいれば成功者になる可能性が高いのは後者の方であろう。
まずは、自身の行動を振り返り無駄な事に時間を費やしていないか確認してみよう。
一週間の活動記録
毎日、自分が何をしているのか思い出せる範囲で洗い出してみよう。
- 睡眠
- 飲食
- 衛生管理(風呂・歯磨き)
- 買い物
- 娯楽(ゲーム・動画・漫画・小説)
- 仕事
- 勉強
- 調べもの
- 掃除
- 着替え
- 運転
- 畑弄り
- 現状確認
- 未来予測
なぜ、人は娯楽を嗜むのか?
私は、一週間で娯楽に使ってる時間が一番長い。
娯楽に使っている時間を「勉強・作業」に割り当てられたら私はもっと前へ進んでいけると思う。
基本的に、人間に関わっていない動物はTVゲームをしたり漫画を読んだり動画を観たりしない。
なぜ、私たち人間は娯楽に時間を費やすのだろうか?
それには、ドーパミンが大きく関わっている。
動物は、性行為をしたり食事したり何らかの行動をする時にドーパミンが分泌される。
ドーパミンは報酬系ホルモンとも言われており、ドーパミンが分泌されると達成感・満足感・幸福感を感じる事ができる。
もし、このドーパミンが無かったら動物は性行為や食事をする意味を感じられず現代まで生き延びる事は難しかっただろう。
ドーパミンの話をする時に、よく薬物の話にもなる。
性行為や食事をした時は、賢者タイムや満腹中枢が機能し動物はそれら活動を停止するように進化してきた。
だが、薬物の場合は人類にはそれらに対しての制御機能が備わっておらず自身の意思以外での停止が難しい。
ゲーム・漫画・小説・動画などの娯楽全般は薬物のようなものである。
娯楽を楽しむと人はドーパミンを分泌し、達成感・満足感・幸福感を味わう事が出来る。
これらの娯楽行動に対して、人は時間という制約の元で娯楽を楽しんできた。
だがしかし、時間という制約に縛られる事に反旗を翻した人類はヒキニートに転職し、限りある時間の全てを娯楽に費やすようになり、「時間のリミッター装置」が機能しなくなってしまった。
学生なら次の日学校があるから何時までに寝るとか、社会人なら次の日会社があるから何時までに寝るとか、時間という概念装置に縛られ行動する事で娯楽を停止する事が出来る。
ヒキニートの場合は、朝起きて眠くなるまで娯楽を堪能するという狂気じみた生活を過ごしてしまう。
人類の生存意義
人は、親から誕生し成長し大人になる。
そして子を作り、子を成長させ寿命を全う(まっとう)する。
その過程で多くの幸福と苦難を得る。
憲法13条に幸福の追求する権利が書かれているが、人類は幸福を追求する為に生きていると言っても過言ではない。
幸福は人類を幸せにするのと、同時に人類を不幸にする。
幸福とは、本来は生命活動をサポートする役目を持つが間違った幸福の追求の仕方をすると人生を破滅させる事になる。
恋人を作り、子育てし、幸福な人生を全うする事が本来の正しい幸福の得方であるが、
人類は娯楽という一種の薬物のような物に手を染め、間違った幸福の得方をしてしまっている。
情報中毒と好奇心パラドックス
なぜ我々は、毎日多くの情報を探さずにはいられないのだろうか?新しい事実を知ることがなぜ喜びになるのか?
脳にとっては、情報もまた報酬刺激、すなわち神経伝達物質(この場合はドーパミン)の放出をもたらす興奮性の刺激のひとつだからだ。
人間の好奇心には範囲がある
脳は、何にでも無限の好奇心を持ち続けるマシンではない。ほとんどの人は、量子物理学やら健康保険制度改革の実際の詳細、アフガニスタンの大統領選等についてはそれほど関心を持たないだろう。新たな情報への渇望は、局地的で、個人的なものに向かう傾向がある。人間の好奇心には範囲があるのだ。
それは、われわれの脳のなかで情報が報酬を引き起こす仕組みと関係している。脳細胞は、「すでに知っている事柄」について、さらなる情報を求めるよう調整されている。要するに、脳細胞は常に、自らの「予測誤差信号」(prediction-error signal)、すなわち予測と実際に生じるものとの差を縮小しようとするのだ。
例えばサルに、ベルが鳴るたびにジュースを受け取るように訓練させた場合、ドーパミン作動性ニューロンはたちまち、ベルの音は甘い飲み物という報酬を予期させるものであることを学習するだろう。そしてサルは、この特定の報酬刺激について、もっと多くの情報を求めるようになる。例えば、ベルが鳴る前に起こることは何だろう? という情報だ。ベルを鳴らす前に科学者はスイッチをいじるのだろうか? あるいは科学者は鼻をいじるのだろうか? あるいは単に、部屋に入ってくるのだろうか?
多くの実験から、われわれのドーパミン作動性ニューロン(神経伝達物質としてドーパミンを放出するニューロン)は、報酬そのものに反応するのではなく、報酬を予期させる確かな情報をいち早く見つけようとする性質を持っていることが明らかになっている。※ドーパミンニューロンは、予測していたよりも報酬が大きいときに発火する(すなわち報酬予測誤差信号を担う)ということが諸研究から示唆されている。
だからこそ、われわれは「新しい事実」を強く欲するのだ。すでに知っている「古い事実」を更新し、認知モデルを前進させる手段として、「新しい事実」が欲されるのだ。
都合の悪い事実は無視する理由
一方で、こうしたメカニズムは、非常に賢い人たちにおいてさえも、「情報中毒」のせいで「現実の事実」が無視されることがあることも説明する。米国の政治学者ラリー・バーテルズによる興味深い調査を紹介しよう。
ビル・クリントン元米大統領の一期目には、財政赤字が90%以上も減少した。ところが1996年(一期目が終わりクリントンが再選された年)、クリントン政権下で財政赤字はどうなったかとの問いに対し、共和党支持者たちのうち55%の人が赤字は増大したと答えた。この調査で興味深いことは、「豊かな情報に接している」有権者、つまり、新聞やケーブルTVのニュースを頻繁に読み、議員の名前もよく知っているような層も、「情報に乏しい」有権者よりも知識が優れているとは言えなかった点だ。
バーテルズ氏は、政治に詳しい人でも「支持政党に起因するバイアス」から逃れられない理由として、人々は自分たちがすでに信じていることを裏付ける事実しか吸収しない傾向にあるからだと述べている。ある情報が、共和党支持者たちがこれまで信じて来た枠組みに反しているとき(クリントン政権の実績は、「民主党の政策は重税で政府支出が大きい」というステレオタイプ的考えと合っていなかった)、情報は単に無視されるのだ。
保守派の人々はなぜ「事実」を無視したのだろうか? それはその情報が、自分たちがあらかじめ作り上げていたモデルにそぐわなかったからだ。この情報は、彼らを引きつける中毒性に欠けていただけでなく、むしろ積極的に彼らを遠ざける類のものだった。ある種の情報に「中毒」する一方で、それと反する別の見方については関心を持たないという状態が起こるのだ。(もちろん、民主党側も偏見から遠いとは言えないだろう。ブッシュ政権のAIDS関連政策やアフリカ関連の方針を民主党員に聞けば、同様の結果が生じるはずだ。)また、TwitterやFacebookについても、まったく知らない人の投稿については、人はそれほど関心を持つことができない。
われわれはなぜ、視野が狭く、ある種のことに盲目的で、すぐに退屈してしまうのだろうか。それは、脳が制限のあるマシンであり、情報処理の容量に限りがあるからだ。結果としてわれわれは、すべての情報を平等に取り扱うことはない。わたしにとってはすごい事実も、あなたにとっては無意味だし、あなたにとっての必要なディテールは、わたしにとっては退屈だ。つまり、好奇心にはパラドックスがあるのだ──「すでに自分が知っていること」をもっと知りたい、という。
娯楽を嗜む事は、幸福な事ではあるが自身の本来の人生の目的を忘れてはいけない。
毎日を行き当たりばったりで生きている人もいるが、
成功者になりたければ何らかの目標を持ち、その為に今何をするべきで・何をしたらダメなのか、毎日自問自答しながら行動しなければいけない。
毎日、娯楽を楽しんでいて本当に良いのか?
そんなんで自身の目標を達成する事ができるのか?
今、自分が何をしなければならないのか?
そういう事に意識を持ち行動しなければ、到底成功者になる事は不可能である。
人生の目標を持とう。
「少年よ大志を抱け」とクラークさんが言ったけれど、私は「少年よ大志を抱くな、現実を見よ」と言いたい。
身の丈に合わない大志を抱いたところで、多くの人は目標を達成する事が出来ず挫折する事になるだろう。
理想と現実のギャップが大きければ大きいほど目標を達成する事は困難で、挫折した末に薬物依存になる者もいるだろう。
なので、私は大志なんか抱かなくて良いから自身がもっとも幸福な人生を全うできる術を考えよと申したい。
人類の共通目標
- 安定した生活(収入源の確保:仕事)
- パートナーの確保(結婚)
- 子孫繁栄(子育て)
上記の3点が、基本的な人類に共通する目標である。
普通の人は、上記の3点の目標を達成する事だけに注力して他の事は考えなくても良い。
私の目標
上記3点に加え、
- 会社を作り、世界的に有名な会社に成長させる。
私の目標は「会社を作り安定的な収入を得て、そして更に会社を大きくする。」事である。
目標を達成する為には、
目標を達成する為の近道は「時間管理マトリックスを作り、無駄な行動を辞め必要な事に注力する」事です。
まずは、日々のタスクを箇条書きにし時間管理マトリックスに当てはめてみましょう。
日々のタスク
- 睡眠
- 飲食
- 衛生管理(風呂・歯磨き)
- 買い物
- 娯楽(ゲーム・動画・漫画・小説)
- 金策(仕事)
- 勉強
- 調べもの
- 掃除
- 着替え
- 運転
- 畑弄り
- 現状確認
- 未来予測
- ウェブサイト制作(ポートフォリオサイト・ITサービス)
- 戦略(事業計画等)
- 通信(LINE・電話)
緊急度(高) | 緊急度(低) | |
重要度(高) |
(A)「必須」
|
(B)「効果性」
|
重要度(低) |
(C)「錯覚」
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(D)「浪費・過剰」
|
時間管理マトリックスについては、詳しく書いてるサイトが多数あるので自分でググってください。
(D)の領域の行動を辞め、(A)の領域の行動に注力する事が人生を成功させる上でもっとも重要な事である。
今回の記事は、ここまでにして次の記事で(A)の領域について取り掛かっていこうと思います。