IT黎明期に多くの実業家が生まれたが、彼らはどのようにして成功したのか?
今回は、日本の成功した実業家について話す。
孫正義だったりホリエモンだったり三木谷さんだったりZOZOタウンの社長だったり、
彼らは、簡単に言うと日本よりIT産業が数年先を進んでいた海外で流行っている物を日本に輸入して成功した者といえよう。
要するに、IT黎明期は黒船来航があった明治初期のような状況である。
彼らは、新規サービス開発者というより輸入者というのが正しいと捉え方だと思う。
本当の成功者になる為には、プログラマーやデザイナーを目指すのではなく輸入者や企画者を目指すべきである。
私が知っている成功者の殆どは輸入者である。
現代ビジネスと今後
ITバブルは終わったというが、それは何故か?
答え:競合他社が増えたせいである。
IT黎明期の成功者たちは、ライバルが居なかったから成功したのであって現代で同じような事を始めても成功できるとは限らない。
PCやスマホが普及し世界中の情報が瞬時に手に入る世の中になり、そこら中に輸入者が溢れかえり多くのIT企業が存在する現代、ある程度の必要不可欠なサービスが普及している。
今から新規で既存のIT産業に参入してもパイの取り合いになり、価格競争や品質競争で戦う未来が見える。
第4次産業(AI・ドローン・ロボット・宇宙産業)が最近 日の目を見ているが、それは新規産業で競合が少ないからである。
第4次産業もある程度経つと、今のIT産業と同じ状態になるだろう。
世の中に必要不可欠なビジネスは、既に殆ど出尽くしている。
これから新規ビジネスを始めるとして何をやれば良いのか?
- 既存のビジネスに参入し、パイを分けてもらう。
- ロボット産業(既存の労働者が必要なビジネスをロボットに置き換える。)
- AI産業(今まで人間が行っていた業務をAIに行わせる事で経費を削減したり、他AIの活用方法は未知数である。)
- ドローン(軍事ドローンや動画撮影用ドローンや観測ドローン等、他etc)
- 新規サービスを立案・開発し提供する。(一番敷居が高い。)
人間の仕事が減っていき、AIやロボットが働く世界
既にそういう流れになっている。
能力が無い者や利権を持たぬ者は、淘汰されて行く。
上級国民にとって、少子高齢化は何の問題でもない。
自国民の奴隷がいなくなれば、他国から優秀な奴隷を輸入してくれば良いだけの話なのである。
欲望や願望を持たぬ者は子孫を残せず、御家取り潰しである。
自分が未来の為に、今何をしなければいけないのか?
子孫は、本当に残さなくて良いのか?
自身の未来を明確に考えよう。
幸福の追求
自身・家族・友人の幸福の為に、何をすべきか?
原始時代なら食料を確保して分け与えるのが、自身・家族・友人の幸福だろう。
現代社会では、金を稼ぎ家族に分配するというのが正解に近い答えなのではないだろうか?
現代社会では、家族を持たぬ者が増えている。
個人主義というのであろうか?
家族を持てば、たくさん金が掛かる。→金を沢山稼がなければならない。→沢山、仕事するのは大変だ。→家族は要らない。→少子高齢化
楽に、たくさん金が稼げる仕事をしよう。
労働時間=給料というビジネスは良くない。
- オリジナルを作り、大量に複製販売するビジネス
- インターネットサービスを作り、多くの消費者に利用して貰う。
- 商社:仕入れ→販売(転売業)
ここ最近「これからの未来はゲーム業界が熱い!」とか たまに聞くけどさ、それ本当か?
既に競合盛りだくさんやで?倒産した会社もいっぱいあるんやで?
廃人・ニート生産 産業やで?
まぁ、最近はPCゲームよりスマホゲームが主流だから、そこまでではないと思うけど
生産性ないんよなぁ。
メルカリやウーバーみたいな、ネットとリアルを併せ持った性質のビジネスは良いと思うが、
ネトゲーみたいな完全にネット依存のゲームは、ちと私は否定的である。
とはいえ、私は一応ゲームクリエイターなのだが…
青汁王子は、フルーツ青汁を製造してネット通販して億り人になったんやっけな。
アフィリエイトやろうかな、
アフィリエイトは、ブログみたいな一つのサイトをじっくり作りこむよりも
アフィ特化サイトを複数持つ方が良いらしい?
あとは、それをどうやって見て貰うかだな。
青汁さんはガラケー時代に、ソフバンとかauの公式に数十のサービスを提供してアフィったらしい。
今の時代で例えるなら、appストアやgoogleストアに複数のアプリを投稿して複数のアプリに広告を載せて
自社のアフィサイトに誘導するって流れやな。
一つのアプリを作りこむよりも、複数の薄っぺらいアプリ作って広告バンバン
そういう意味では、スマホ向け薄っぺらいゲームはありよりのありかな。
新規サービスの立案・開発・提供
事業を始めようと思った時、誰しも一度は新規サービスの提供を思いつくだろう。
だが、新規サービスには多くのお金が掛かる。
過去に存在しない事業となると、それが成功するか否かは実際にサービスを提供するまではわからない。
それで失敗し消えていった企業は、山ほどある。
そして、もし仮に成功したとしても真似する輩が山ほどいる事を忘れてはいけない。
あなたが作った事業が「世界で初めて提供された事業」だとしても数か月後には同じような事業を行う会社が山ほど現れ、あっという間にあなたの事業は山の中に埋もれてしまうという事を心得ておく必要がある。
新規事業は、他者に簡単に真似出来るような事業にしない方が良い。
絶対ではないが、簡単に真似できるような事業だと直ぐに山に埋もれる。
他者に簡単に真似できない事業を考えよう。
例えば、製鉄事業であったり金属加工であったり科学技術であったり、一般人には簡単に真似できない物は競合は多くないが、逆に飲食店のような誰でも参入できるような簡単な事業だと競合だらけでパイの取り合いである。
地球上の消費者は限られており、必要数(地球の総人口)以上に商品を開発し提供した所で誰が買うのって話
事業は、何処で行うのか?
日本国内の総人口は限られており、より多くの利益をあげるには海外展開を視野に考えるべきである。
その為には、言語学習または通訳や翻訳者の存在が必要不可欠である。
ターゲットユーザー
現在社会において、母数が多い一般消費者をターゲットにする事業が普及しているが
一般消費者が使ったお金が最終的に何処へ行くかというと富裕層の財布に入るのである。
富裕層が貯金をすればするほど、市場のお金の流通量が減り景気が衰退する。
景気を上昇させる為には、富裕層にお金をジャンジャン使って貰えるようなサービスを提供する事も大切である。
(富裕層向けビジネス)
とはいえ、富裕層は馬鹿ではないのでくだらない物に金を使ったりしない。
世の中にはスマホゲーに重課金する富裕層とか存在するのかも知れないが、大多数の富裕層はスマホゲーに重課金とかしないんじゃない?
富裕層は何に金を使うのか?
五感を刺激せよ。
味覚・臭覚・視覚・聴覚・触覚
体験を提供せよ。
味覚
- 美味しい料理
- 安心安全な食品
臭覚
- 香水
- 料理
- 生活環境臭
視覚
- 映画
- ドライブ
聴覚
- 映画
- 動画
- 音楽
- ライブ
- コンサート
触覚
- ペット
- マッサージ
体験
- デザイン性(高級スポーツカーやブランド品など)
- 性能・機能
- 品質
- 富裕層限定の会員制サービス
- コンシェルジュ
- ステータス(タワマン・大学・資格・転職)
- 富裕層の子孫向けサービス(受験塾・学校)
- 旅行
- 芸能
あげれば、いくつでもある。
某国のように他国が作った物をパクってきて大量生産し、一般大衆向けに安価に薄利多売するという方法もあるが、
富裕層向けに高品質なサービスを開発・提供すれば、一般大衆も頑張れば利用する事が出来る。
他社が簡単に真似できない高品質なサービスを企画し提供しよう。
とはいえ、IT産業では品質よりもスピードが重視されているので、品質をこだわりすぎるよりも提供してしまった方が良い事が多い。